展示替え雑感

「美術館で働いています」っていうと、よく「綺麗なお仕事ですねえ」と言われます。
もちろん“綺麗なお仕事”なんですが、お客様に“綺麗な美術館の展覧会”をみていただくためには、その裏で、様々な準備が、ときには、肉体労働??もあるのです。

美術館の裏側をちょっとだけ・・・ご紹介しましょう

6月21日、お陰さまで無事にウェッジウッド展、終了しました。
本日から3日間、イギリスからクーリエさんも来館されて、一家総出の撤収作業です。
はるばるイギリスから運ばれて、日本各地を巡回し、静岡アートギャラリーで約2ヶ月半展示された250点の作品たちは、1点1点コンディションチェックされ、梱包されます。
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展覧会企画会社や美術専門業者の方々のお力をかりつつ、学芸員たちはみんなでせっせとお片付け!
大切な作品を1点1点、梱包します。大事に大事に!気をつけて気をつけて!
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作品の入った大きな箱を慎重にトラックに積み込みます。頑張れ頑張れ!
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次の展覧会会場へ旅立ってゆく作品たち!ちょっとさみしい〜けど、学芸員がほっとする瞬間でもあります。
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展示室は清掃後、模様替。
7月4日からはいよいよお待ちかね、〈世界昆虫記〉でおなじみの今森光彦さんの写真展
「夏休み昆虫の世界 今森光彦写真展 昆虫4億年の旅」が開催されます!
これは、静岡市文化振興財団初の3館(静岡音楽館AOI×静岡アートギャラリー×静岡科学館る・く・る)共同事業です。夏のひと時をぜひ財団3館でお楽しみください!
で、その次は幕末浮世絵展です。

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ただ今ポスター作成中!
アートギャラリーの事務室の壁、昆虫展のポスターの隣にはって、出来栄えをチェック。
なかなかだとおもいませんか??

まだまだ続く静岡アートギャラリーでの展覧会、1つ終わればまた1つ準備が始まっています。
どうぞ今後とも御贔屓に!

(E.Y.)





2009年06月25日 | アートギャラリースタッフ | 21-1 ウェッジウッド展


ウェッジウッド展 ギャラリーツアー

皆様、ゴールデンウィークはいかがお過ごしになりましたか?

美術館は土日・祝日も開館しておりますので、
当館職員は皆バラバラと休みをとるのですが、
私は近場の水族館に出かけてきました。

ペンギン、アザラシ、イルカ、クマノミ、カワウソ…。
もう、そのかわいさは言うことありませんね。

帰りにお土産コーナーでペンギンの形をした蒲鉾を
買って喜んでいたのですが、
よくよく考えたら蒲鉾ってお魚さんですよね…。

まぁ、おいしいからいいか。


さてさて。


本日はウェッジウッド展のギャラリーツアーの
様子をお届けしたいと思います。



6月14日までの毎週日曜、午後2時から、
当館学芸スタッフによるギャラリーツアーを開催しております。

これまでに4回行われ、ご参加いただいた皆様からご好評を頂いております。

今年創立250周年を迎えるウェッジウッドの歴史を
振り返りながら、記念碑的な作品を中心にご紹介しております。

作品の美しさを支える、高い技術力に気付いていただければ、と思います。



こちらのギャラリーツアー、
5月17日・24日・31日、6月7日・14日と
あと5回開催いたします。

予約は不要で、自由参加になりますので、
これからウェッジウッド展ご鑑賞予定の方はあわせてご利用下さい。




ウェッジウッド展の真っ最中ですが、
静岡アートギャラリーでは次回展覧会「今森光彦写真展 昆虫4億年の旅」
の準備が進んでおります。

今森氏は、優れた写真家に贈られる土門拳賞を今年受賞されるなど、
近年もっとも注目されている写真家です。

こちらの展覧会についても、除々にご紹介していきますのでお楽しみに!


《キイロツノギスの顔》1993年 ©今森光彦

(a.i)







2009年05月12日 | アートギャラリースタッフ | 21-1 ウェッジウッド展


ウェッジウッドブルー

早いもので、4月も残すところあと1週間となりました。
気づけば桜の時期も終わり、透き通るような黄緑色をした若葉が初々しい今日この頃です。

私は、毎朝電車に揺られ、ここ静岡アートギャラリーまで通勤しています。
長い長い道のりではありますが、
静岡の豊かな自然を感じることのできる、貴重な時間でもあります。

とくに、私のお気に入りは、菊川〜島田間の景色です。
この時期、桜の木の若葉に加え、何と言ってもお茶の新芽の美しいこと!
朝日を浴びて、透き通る若葉はまるで宝石のようです。

そして、島田といえば大井川!
浅瀬の透き通るような青。深みの緑がかった青。
この、吸い込まれそうな青の美しさ・・・。
昔から大井川を詠った句が多い理由がわかります。

さて、当館にて只今開催中の
「創立250周年記念 ウェッジウッド ―ヨーロッパ陶磁器デザインの歴史―」
もう、ご覧いただけましたでしょうか?

ウェッジウッドといえば、ジャスパーの青色を連想される方も多いのではないでしょうか。
(ジャスパーというのは、宝石のように美しい焼き物を作ることを夢見たジョサイア・ウェッジウッドが、数千回の実験を繰り返し完成させた硬質のせっ器のことを言います。)
ペールブルーのジャスパーが最も有名ですが、グレーブルー、ポートランドブルーなど、様々な青色のジャスパーがあります。
他にもグリーンやピンクのジャスパーで作られた陶磁器も、本展覧会でご覧いただけます。
その中でも、やはり私はウェッジウッドの代名詞であるペールブルーに惹かれてなりません。
皆さんもお気に入りの「ウェッジウッドブルー」を探してみてはいかがでしょうか?

そして、本展覧会の展示品に負けず劣らず人気があるのが、
限定商品が数多くお買い求めいただける物販コーナーです!
数ある限定商品の中でも群を抜いて人気があるのは、
本展覧会開催記念商品「奴隷解放のメダイヨン」です。




展覧会会場のみの特別販売で、日本全国で限定100個、
静岡会場では限定10個のみの販売となっております!
ブック型特別BOX入りで、中にはメダイヨンについてのストーリーが書かれています。
なんと、早くも残り3個となってしまいました!
この機会をお見逃しのないよう、お早めにご来館くださいませ♪



(M.Y)




2009年04月24日 | アートギャラリースタッフ | 21-1 ウェッジウッド展


春暁

みなさん、こんにちは。
サクラの季節もそろそろ終わりですねぇ。何を隠そう花粉症な私は、最近ようやく花粉99.9%カットのマスクから解放されたわけなんですが、堂々と外に出られる頃には花見の時期を完全に逃し…
今年もまたお花見に行けなかった…

とはいえ、やっぱり春のぽかぽか陽気はのんびりとした気分になります。
春眠暁を覚えず…
まったくもってその通り。
冬よりもこの時期の方が朝起きるのがつらいのは私だけでしょうか…?

さて、私のとてもどうでもいい話はさておき、
始まりました!
「創立250周年記念 ウェッジウッド ―ヨーロッパ陶磁器デザインの歴史」
前々回でもご紹介した通り、約250点に及ぶ作品の数々をご紹介します!

今回の展示、すごいですよ?
アートギャラリーのロビーに来るとまず、入口にどーーーんとテーブルセット。

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展示室入口の様子↑

今回、展示されているテーブルのセットはすべてウェッジウッド社の方がコーディネートしてくれた本格的なものです!
庶民の私としては一度でいいからこんな豪華なテーブルセットでごはんを食べてみたいものです(笑)

さあ、この展覧会。6月21日までの開催なんですが、今回の展覧会から18時以降ご来館の方に「夜間割引」を始めます。
「夜間割引」はなんと入館料が半額になります。
一般は1000円→500円に。大高生・市内70歳以上は600円→300円に。
他の割引は併用不可ですが、当館は19時まで開館しておりますのでこの機会にぜひご来館下さい!

S.O





2009年04月19日 | アートギャラリースタッフ | 21-1 ウェッジウッド展


ウェッジウッド いよいよです。

桜の便りもぼちぼち届き始めた今日この頃、
今年は暖冬で、例年よりかなり早いようですね。
陽気もよくなって来て、思いっきり外に飛び出したい気分なのですが、しかしこの時期、決まって憂鬱なのが“花粉症”。何を隠そう(誰も聞いてないか)私は花粉症で、鼻はずるずる目はくしゃくしゃ・・・、前々回、「冬眠から目覚めたヘビやカエルの鼻提灯を、針でつついて割ってみたいわ」てなお話も(ちょっと違うか。詳しくは前々回3/14付け更新をご覧下さい)ありましたが、鼻提灯でよければいくらでも、割らせてあげたい今日この頃・・・

何だか格調低く始まってしまいましたが、今日の本題はとっても格調高い(ホント!)、前々回にもご紹介した春の展覧会、
「創立250周年記念 ウェッジウッド ヨーロッパ陶磁器デザインの歴史」(4/11〜6/21)
です。
なにせウェッジウッド社を創業したジョサイア・ウェッジウッド1世は、“英国陶工の父”と呼ばれ、以来250年、ドイツのマイセンと並んでヨーロッパの陶磁器の歴史を形作って来たといっても過言ではありません。
アートギャラリーでは、平成12年に、この“英国陶工の父”に焦点をあてた「ジョサイア・ウェッジウッド」展を開催し大好評でした。
今回は、ジョサイアなど初期の活動に加え、その後連綿と続くウェッジウッドの多様な挑戦と展開の歴史を、約250点の作品により一望できるまたとない機会です。『ジャスパー』や『クリームウェア』など歴史的な作品から、現代の芸術家とコラボレートすることで生まれた作品まで、是非、多彩な作品をご覧下さい。

また、とっておきのお話として、
ウェッジウッドとコラボレートした日本人の陶芸家、中村卓夫氏を金沢からお招きし、駿府公園の紅葉庭園の茶室を会場にスペシャルな茶会を開催します。
題して「ウェッジウッドと中村卓夫−紅葉山庭園で楽しむウェッジウッド茶会−」。

中村氏が手がけた「ジャパネスク」シリーズの花器に花を活け、作品レクチャーも交えながらの茶会、定員30人で申込み受付中です。是非、お出かけ下さい。

「ウェッジウッドと中村卓夫−紅葉山庭園で楽しむウェッジウッド茶会−」
日時:平成21年5月9日(土)13:30〜15:30
講師: 中村卓夫(陶芸家)
場所: 紅葉山庭園「雲海」静岡市葵区駿府公園1-1
呈茶協力: 吉野亜湖(茶道家・日本茶道塾事務局長)
会費: 3,000円(展覧会招待券付)
対象: 30人
申込: 往復ハガキに
1.郵便番号
2.住所
3.電話番号
4.氏名(全員分)
5.返信宛名面に返信先の住所、氏名を記入の上、
静岡アートギャラリーまでお送りください。 ハガキ1通につき2名様までご応募できます。 4月21日(火)必着 (応募多数の場合は抽選)
協力: (財)世界緑茶協会


(A.I)




2009年03月27日 | アートギャラリースタッフ | 21-1 ウェッジウッド展